やまなし女性異業種の会　７月定例会報告

７月の定例会は、「会員企業訪問」として、本会会員の内藤初三さんの運営されている「なっちゃんの楽園」（中央市）へ訪問させていただきました。

広い農園の運営、心を込めたおもてなし、工夫されたお料理、ここまでの御夫婦の歩みと絆、かわいらしいお孫さん、笑顔の絶えない初三さんのお人柄などからたくさんの事を学んで、お腹も心も一杯になった定例会でした。初三さん、本当にありがとうございました。

日時：平成25年7月18日（木）午後6時～20時半

参加者：8名

第1部「楽園見学」

「なっちゃんの楽園」には、たくさんの果樹、野菜、ハーブなどが植えてあり、植物園のようでした。初三さんは、「みなさんに獲っていただこうと思って、そのままにしてありますので、お好きな物を収穫してお持ち下さい。」と言って、ナス、トマト、きゅうり、ぶどう、ズッキーニ、ルッコラなどの場所へ案内してくださいました。楽園はあまりにも広く、全てをまわることはできませんでしたが、「是非、また伺いたい。」という会員達の声に、「いつでもどうぞ。」と笑顔で応えてくださる初三さんでした。

収穫した野菜は、敷地内に滾々と湧いている井戸水の中へ入れるように教えていただきました。初三さんの家の井戸水はとても豊富で冷たくて、下の段には大きな鯉もゆうゆうと泳いでいて、「こんな風景は、テレビや映画の中でしか見た事がなかったわ。」と感激する会員もいました。

初美さんのお宅に入らせていただくと、あちらこちらに素敵なお花やハーブが飾ってあり、「おもてなし」の心を学ばせていただきました

第２部「癒しと学び」

大広間に通していただくと、テーブルの上には、たくさんの御馳走がところ狭しと並んでいました。会員の五十嵐さんもかけつけてお手伝いをしてくださったそうです。「烏骨鶏のゆで卵」「海老の姿焼」「肉じゃが」「ミートボール」「ナスの揚げびたし」「ポテトサラダ」「ハーブのグリーンサラダ」「うずら豆の煮物」「きゅうちゃん漬け」「おさしみの盛り合わせ」「かんてんゼリー」「さつまいもようかん」などなど、全て手作りで、無農薬の自家製野菜や卵をふんだんに使ったメニューでした。さらに驚いたのは、それぞれのお料理が素敵なハーブやお花で飾られていたこと。なずの料理にはなすの花。さつまいものお菓子には、わざわざ何日もかけて育てたさつまいもの新芽を。見た目にも美しく、味も素晴らしい、本当に絶品でした。

食事の前に、初三さんの御主人、内藤正信様から御挨拶をいただきました。内藤様は、東條会長とも長いお付き合いがあり、当時のお話をうかがったり、初三さんとのなれそめのお話などもうかがいました。内藤様のお話から、お二人が出会いからこんにちまで、深い絆で結ばれ、お互いを尊敬しあい、愛し合っていらっしゃることを教えていただきました。「とても素敵な女性です。」ときちんと言葉で表現された内藤様に感激し、「こんな風にできる男性が、日本にはどのくらいいるのだろう？」という声もありました。

東條会長が「東京国税局特別表彰」を受けられたということで、食事の前に初三さんお手製の薄紅色のドリンクで乾杯をしました。会長からはケーキの差し入れもいただきました。ありがとうございました。

お食事が終わる頃、初三さんのお孫さんお二人（お嬢様）が、ピアノの演奏をプレゼントして下さり、「いつも癒されています。」という初三さんの言葉に、親子三世代で仲良く暮らしている様子をほほえましく感じました。帰りには、食べきれなかったお料理や収穫した野菜をたくさんいただき、最後にはお米まで全員にプレゼントして下さり、感謝感謝で定例会が終了しました。

内藤初三様、内藤正信様、本当に素晴らしい時間をありがとうございました。たくさんの事を学ばせていただきました。 投稿・文責：宮澤由佳（20日）