縁ジェリスト日記658〜15年前甲府盆地大雪の日に…

今日は息子の誕生日です。
 15年前、医大のベットから眺めた一面の雪景色。
 静岡から実家の父、母は孫の誕生の知らせに生まれて初めてタイヤにチェーンを巻いて30センチも積もる山梨に駆けつけてくれました。
 親子の縁を切ると言った父、それから3年…主人とは初対面がこの日でした。
 私は息子を出産した喜びと3年ぶりに両親に会えたが申し訳ない気持ちと感謝で言葉にならなかった特別な日。
 おかげさまで息子は素直に育ってくれました。
 親の苦労も、世間の厳しさも、肌で感じながら今、大人への階段を上っています。
 受験生ですが私達は息子を信じていますからどんな結果が出ても受け入れ応援していきます。
 とにかくこの世に誕生してくれただけで尊い存在の彼に感謝しています。
 プレゼントはいつもあげていません。
 このケーキもきっと『こんなお子様じみたプレートヤメろよ』って内心思っているかもしれませんが塾から帰宅するとーローソクの炎を消して『こりゃあうまいわ！全部は食えんからちょっとお母さんにあげるよ』なんて言っておどけてくれます。
 
 ひろあき、お誕生日おめでとう。そしてありがとう。
 


1月24日投稿雨宮知帆子