避難者サロン「東北ママの会」

大震災により山梨県内に避難している母子と、その応援をする東北出身の母子のサロン「東北ママの会」がクリスマス会を開きました。おいしいケーキを食べた後、支援スタッフの山上先生にサンタさんのストローロケットの作り方を教えてもらって遊びました。
震災から1年9カ月も経つのに、福島へ帰る日の保証のない毎日に、悩まない日はないと思います。それでも仲間と励まし合って、こども達のために頑張っているママ達の笑顔を見ると、胸が締め付けられます。
昨日も「東北ママの会へ入りたい」という連絡があり、リーダーが電話をかけると、昨年の５月に福島から山梨へ来て、今まで他の被災者親子と出会えず、さみしい思いをしていたそうです。そしてなんと偶然にも、リーダーの福島の実家の店のお客さんだったことが分かり、お互いに喜び合ったそうです。
まだ、他にも孤独な毎日を送っている避難者がいるかもしれません。どうか、みんながつながりますように。   12日宮澤由佳